amori's blog

よろず技術系と趣味関係の雑記です。アニメの比重が高くなってます・・

SF

正解するカド 12.5話

m.youtube.comいやあ、また正解するカドについて書くことがあるとは思わなんだ。この作品ほど入込んで視聴したTVアニメはほんと久しぶりでしたからねえ。全部の回に記事書いた作品は今のところこれだけですし、記事を書かない訳にはいかないですね。今回の12…

「打ち上げ花火(中略)見るか?」・・観た

公開後、何やら「酷評」というワードがバズっていて、ならばこれは自分の目で確かめねばと観てきました。 ちなみに元のドラマ版は観てますが微妙に忘れてもいます。で、個人的な感想と結論は、 「普通に面白い。「物語」シリーズや「まどマギ」などのシャフ…

プリンセスプリンシパル 感想

東西に分割された19世紀末のロンドン・・・ヨダレが出そうな設定ではありませんか(^_^)で、第一回。 回転するガバナやアナログガジェットの描写がスチームパンク的設定を予感させます。ふむふむ、超エネルギーというか力学系を実現できる物質によって形成さ…

正解するカド: 最終回の感想と総括

前回からの想像通り、やはりヤハクイザシュニナの掌の上での反撃でしかなかった、という展開からもう一回どんでん返しの最終回。今回は驚く前に笑ってしまいました(^。^)あーなるほどー、中盤からのラブロマンス要素はこのオチのためのあざとい伏線だったのね…

正解するカド 第11話 それでもまだ希望が・・

えーっとですね、さすがにあと一回でステレオタイプな展開をひっくり返してはこれないでしょうねえ(-.-;)これまではこの作品のプロットについてのみ解釈や予想をコメントしてきたんですが、さすがに製作自体にコメントしたくなったので、これについては記事…

正解するカド 第10話 ・・異方≠高次元

前回の展開から、第10話で語られた内容はまあ予測の範囲内でした・・悪い意味で(T_T)沙羅花他の異方存在が我々の宇宙を創世から観てた、ってのはまあいいとして、なんでメンタリティがそんなに陳腐な人間くさい自然志向なんですか・・でもって、バトルも結局…

正解するカド 第9話からの考察

第9話、驚愕のラストからの衝撃からようやく立ち直りつつありますので(^。^)、気をとりなおして「あの展開」の意味と今後の展開を考察してみたいとおもいます。これまでのカド関係の記事はこちら amori.hatenablog.com** 以下、第9話の内容に思いっきり触れ…

正解するカド 第9話 ・・こ、これが野崎まどか(@_@:)

前回予告通り今回ネタが明かされました。 amori.hatenablog.com もう、本当に思った通りの展開で(^^)v・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・(ラスト1分)・・えぇぇぇ(@_@)・・・なんといいますか、バラエティのクイズ番組でよくある 「最終問題は100ポイントの…

正解するカド 第8話+ 終わりのオプション

ここが初めての方は、こちらで物語の設定考察を確認ください。 amori.hatenablog.com第8話の予告で「お前は神なのか・・」というセリフや多数のカドの描写がありました。ということは、いよいよノヴォがこの世界の創造主で、この世界はノヴォがなんらかの答…

正解するカド 第8話 終わりの始まり

「正解するカド」のわたしの解釈と予想 「ノヴォはこの宇宙、実はヴァーチャルな箱庭宇宙、の創造主であり、コンタクトの目的は人類文明の超加速によるノヴォを超える文明の収穫」 の詳細ついては、過去の記事を参照ください。 amori.hatenablog.com以上を仮…

映画「メッセージ」関連情報

SFマガジンに掲載されている映画「メッセージ」の紹介・解説記事がcakesに再掲されていました。cakes.muこれによると、原作に惚れ込んだ脚本家がなんとかプロデューサーを見つけ、映画としての巧み脚色を施した脚本を仕上げたことで監督を、女優を、そして原…

正解するカド: 第7話 浴衣回ですかw

「もう眠らなくていい」 という衝撃のヒキから二週間。話が大きく進むのかなと思ったら、温泉回・水着回ならぬ浴衣回w まあ、あからさまなミスディレクションでしょうね。 もちろん今回のヒキである「交渉側の分裂の危機」の導入舞台としての縁日なんでしょ…

映画「メッセージ」テッド・チャン珠玉の短編の映画化

テッド・チャンの短編集「あなたの人生の物語」は、今なお、わたしのSFのオールタイムベストであり、オススメのSFを問われたならば、人生において巡り会うべき一冊として挙げる本です。その表題作※(Story of Your life)が映画化されると知った時はかなり驚き…

正解するするカド ・・ヤハクィは何しにNIPPONへ

次は総集編なので、ちょっと回を戻って考察を。異方存在がなぜ日本に来たかについては、ヤハクィが「日本はパンを分け与えるから」と答えてますが、これは日本の国もしくは国民性のことを言っているのではないと思います。だって人間の思考や国家の機能につ…

正解するカド 第6話 世界を変えるどころか・・(O_O)

amazon primeで最新話をはやく観られることに、今頃気がつきました(^_^;)これまでの「正解するカド」の考察はこちら amori.hatenablog.com 今回のノヴォ移転の話は、新幹線の陸上輸送エピソードみたいだなあ、と思ってたら、真藤のハードワークが最後の爆弾…

サクラダリセットはハードボイルドだ

まあタイトルで全てです。ハードボイルドというとタフな探偵が主人公のバイオレンス・犯罪小説というものですが、 狭義におけるそのスタイルの本質は「感情や批判・批評を排除して物語を客観的に描く」というものです。 ですので「タフな探偵」というのは、…

正解するカド 第5話 展開が早い(^。^)

前回の感想予想で、「無限エネルギーの次は無限情報処理能力でその展開はもうちょっと先かな」、と書きましたが、 半分あたって半分は予想を超えてきました。 ノヴォの最終的な目的である(とわたしが妄想している)人類の文明を急速に進めて、ノヴォにも未知…

正解するカド 第4話からの展開予想

amori.hatenablog.com 第4話は、予告で示されたように無尽蔵なエネルギー供給インターフェースであるワムがあたえる国家間の軋轢の発生を描かれていました。もうちょっと話が進んで全面衝突に至るところまでいくかと思ったけどこれは次回以降ですね。 この回…

正解するカド 第3話 ・・ドンピシャだったんじゃね(^_^;)?

えー、誓っていいますが、先の第2話視聴後のこの作品の構造予測は本当に第3話観る前に書いたものなんですよ。(MXの方が先行放送されてたと後で知りました)amori.hatenablog.com もうね、この回の全てのワードや展開が完全に予測の範疇にハマるもので、シーン…

正解するカド - ファーストコンタクトの現代化

正解するカドの第2話までの感想で、 「実は人類の世界はバーチャルワールド、いわゆる箱庭宇宙であり、その創造主とのファーストコンタクトのお話」 http://amori.hatenablog.com/entry/2017/04/19/224610 と言い切りましたが、これについてちょっと補足しま…

正解するカド 第2話インプレッション

なるほど、ファーストコンタクトものなのね。 これは古くて新しいテーマだわな。これまで数多の思考実験がなされてきたテーマであるのに、世相の変化とともに常になにかしら新しい切り口が生まれてくるテーマでもある。ただまあ、現時点ではそれなりにオーソ…

「正解するカド」インプレッション

タイトル以外は全く事前情報無しで視聴しました。以下、印象の推移。「あ、これセルルック3Dなのか。ずいぶん3Dもこなれてきたなあ。けど、キャラクターの造形が悪い意味でセルに寄りすぎてるような・・」 ↓ 「お、異世界とのゲートが開くのかな?GATEみた…

第12.1話からのジャパリパークの成立と放棄に関する考察

サンドスターによるフレンズ化という未知の現象と、 ジャパリマンによる食糧供給という人工的なシステムの成立との関係が謎であったのだが、 第12.1話でのフェネックの 「しばらく歩いていたからサンドスターが不足してる」 というセリフで、 実はフレンズは…

ひるね姫 ・・観といてよかったあ

すんごい面白かったです。予告観て、どうしよっかねー、と思ってるあなた。 予告の情報は忘れましょう。あれはほんとに酷い。 潜在的な客層だけだなく、神山ファンですら優先順位下がりますよ。どんな作品かというのはたしかに難しいですけど、強いて言えば…

けものフレンズの飼育員解説シーン

http://anond.hatelabo.jp/20170223180109 飼育員の解説シーンいらなくね?面白くもないのになんで律儀に毎回やってんの まあ、ひとえにフレンズたちを愛でることにだけ集中したいのでしょうけど、 けものフレンズは間口が広いので解説シーンを楽しみにして…

けもフレロスに備える名作リスト

・・・のつもりで、いわゆる終末もののうち特にポスト・アボカリプティック・フィクションの視点で古今の作品を選んでたんですけど、 結局、ひとつの作品が突出してしっくりきたのでもうそれでいいやσ(^_^;) (候補リストは後述)その作品とは 直球表題ロボッ…

セルリアンGC仮説

最近は純粋なフレンズ愛好家の増加も著しいようで平和で優しい世界の広がりが喜ばしい限りであるが、 初期考察班による「闇の深さ」という餌に釣られてしまうような心の汚れたSF好きおじさんには、 やはりポスト・アボカリプティック、ポスト週末もの、とし…

シン・ゴジラと「未知への飛行」

東宝の山内プロデューサーに「シン・ゴジラ」に取材した記事で非常に興味深い記述がありました。庵野対東宝、エヴァと並べた決断、掟破りの「シン・ゴジラ」山内章弘プロデューサーに更に聞く - エキレビ!(4/4)岡本喜八監督の作品に大きく影響を受けている…

SFオススメリストに一言言っておきたい

SF

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.dokusyo-geek-ki.com/entry/2016/06/02/170336ブコメの繰り返しになるが、オールタイムベスト級のSF作品群をオススメするのに「疑似科学が物語を紡ぐ」という表現をする時点で、SF読み以前に読書家としてあるまじき物言いで…