amori's blog

よろず技術系と趣味関係の雑記です。アニメの比重が高くなってます・・

GR/GXRスナップ : 「写し刀」

この画像トリミング以外は一切手を加えていません。何気なく撮ってみたら何だか光学迷彩のように樹々に溶け込んでしまいました(^^;

肉眼で見たときは奥行きを認識できるせいか刀は刀としてはっきりしてたのですが、レンズを通すと印象が随分と変わるものです。

この刀は二荒山神社の奥の方にそびえ立っていたレプリカ(ある意味「写し」)本物は二荒山な山頂にそびえ立っているそうです。


・・・ところでタイトルにもありますように、この写真はいつものGRではなく、GXRで撮ったものです。「GR」を残しているのは、装着したレンズがA12 50mm単焦点の「GRレンズ」だからです、はい(^^;

けものフレンズの第2期の監督交代はアリだと思う

タイトルは決して煽りではありません。わたしもけものフレンズのファンなんですがそれ故の想いからであります(^^;
順に説明いたします。

まず、けものフレンズたつき監督降板騒動は、KADOKAWAの井上専務が事態収拾に乗り出したことで、なんらかの解決方向に向かっているようで少し安心です。

最初にたつき監督の降板に関するツイートを見たときはてっきり、
・じっくり2期の構想と制作に時間をかけたい監督・ヤオヨロズ
と、
・思いがけない大ヒットに乗じて、早急に第2期を投入したい製作委員会側
との決裂なのかなと思いました。

もちろん、けものフレンズ第1期の続きを、たつき監督の制作で観たい思いはわたしも一緒です。
しかし製作委員会の思惑もわかります。
それは、稼げるうちに稼ぐという魂胆(だけ)ではなく、好意的に見れば、この幅広い視聴者層に支持されている類稀なコンテンツを今後も継続して育てるために、けものフレンズの世界を維持し、かつ、拡大するためのコンテンツ投入が必要と考えたのでしょう。そのためには第2期はこれ以上間をあけたくないので、制作体制の再検討が必要なんだろうなあ・・・

そう、考えてました。
結局のところは、そのようなクリエイティブなところとはまた別に大きな「溝」もあったようですが、
実は上記の考えはあまり変わってません。

たつき監督には、本当に、じっくりと続きを制作して欲しいです。
ならば第2期は、たつき監督の世界観を補完する形で、異なるテイストの作品ででけものフレンズワールドを拡張するという手もあるではないですか。

例えば、これは鉄板かつ必然ですが、前日譚として、ミライさんと先代サーバルちゃんのエピソードは誰もが期待しているところでしょう。この話は既に第1期で断片的に語られていましたし、その世界とは明らか不連続なのでテイストが異なっていることも自然かつ必然です。個人的にはすこーしだけシリアスな展開のほうが第1期に繋がるプリクエルとしていい感じになるのではないかと妄想したりしてます。

つまりですね、たつき監督と吉崎観音氏のコンセプトをコアとしたプロジェクト全体での世界観をベースに、シェアワールドとして複数のクリエーター陣でワールドを開拓していき、何シーズンかおきに、たつきワールドがリリースされるという展開もありではないのかな、と思うのです。

まあ、それもこれもとにかく、第2期制作に関係各部署が前向きに合意してくれなければ話は始まりません。
現在まだ継続中であろう製作と制作に関する協議が、みんながハッピーになるところに落ち着くことを願っています。

GRスナップ「UP」

ひさびさのスナップ

MITO MACHINAKA FES. 6th のひとコマ

なんか人出もイベント密度もパワーアップしてたような(^_^)
この風船はフェスの中でのほんまもんの結婚式のものでした。
おめでとうございます。

SmartNewsの記事収集


先日書いたダンケルクの記事
amori.hatenablog.com
SmartNewsにピックアップされて、2日間で通常の約1ヶ月分相当のアクセスがありました。
(といっても元々が微々たるアクセスなので実数はたいしたことありませんが・・)

ピックアップされたこと自体もそうなのですが、驚いたのはそのタイミングです。
まず9/11月曜日の夜9時ごろに記事を公開。アクセスは朝までほとんどありません。まあいつものことです。
9/12の朝に読み返して「あー、ポピーアピールの話が多くなり過ぎてバランス悪くなっちゃったなあ。後で構成ちょっと変えよう。」と、誤字脱字ぐらいをちょこっと直してブクマしました。

で、昼になってアクセスが急増(当社比)していることに気がつきまして、どうやらブクマ直後からピックアップされたことがわかりました。しかも「はてな」ではなく「映画」カテゴリです。
そりゃアクセス増えるわけです。
しかし、いくらダンケルクという旬なトピックだったとしても、公開直後で色々と感想の記事が増えてた中で、こんな弱小ブログの記事がピックアップされたというのは、まあちょっとして切り口の違いがあったからなんだろう、だからきっとピックアップ候補は自動だったとしても、掲載の最終判断は人間による「切り口の違い」の判断も入ってたのだろうと思いました。

で、そのあたりの情報がないかな、と検索して見つけた記事がこちら。
web-tan.forum.impressrd.jp
ちょっと古い記事ですが、まあ基本的なシステムは変わっていないでしょう。
ここにはこうありました。

Q. 情報の正しさはどのように判断しているのでしょうか。
それもやはり、先ほどお伝えしたアルゴリズムでコンピュータが判断しています。より多くの人が反応したもの、ソーシャルでシェアされたものといったさまざまな要素を総合的に判断して、その集合知を配信しています。
ですので、人が情報の良しあしを判断するということは基本的にありません。そもそも対象とする情報量が多く、人が判断しきれる情報量ではありません。また、人が判断してしまうと、その人のバックグラウンドに影響されてしまう部分がありますので、コンピュータのほうがより中立的な情報をお届けできるのではないかと考えています。

これはびっくり。人の判断入ってないんですか。
このブログは本当にアクセス数は微々たるものなので、仮に、このブログ自体の既存の記事の読まれ方の情報を事前に収集していたとしても、それだけで記事をピックアップする判断材料になるはずはありません。ということは、記事内容が他のダンケルク記事がある程度差異があることを、自動的に判断していたのではないかと思われます。おそらく記事中のキーワードやトピックを抽出して記事の特徴を評価できるようになっているのでしょう。そして一定基準を満たしているならば、もしくは類似カテゴリの記事の中で特徴を持つものを掲載し、その後は記事の読まれ方を計測することで、掲載の場所や掲載継続の判断をしているのではないかと思います。

以上の推測から今回の記事がかなり早い時点でピックアップアップされた理由を考察すると、

  • ダンケルク」公開直後で、このトピックの評価値が非常に高かった
  • そのタイミングでブックマークで「ダンケルク」のタグをつけたことが直接のピックアップ要因となった
  • 記事内容の他の感想記事との差異が自動的に判定できる情報量を持っていた
  • ちょっと長くなったので、読者の滞留時間がちょっと長くなり、それが関心と判定された
  • このブログとしては珍しく画像をつけて、しかも真っ赤な色が掲載時にかなり目立ってクリック誘導に貢献した

となるのではないかと思います。

そう考えると、これまでにSmartNewsの「映画」「はてな」カテゴリにピックアップされたいくつかの記事も上記の条件をそれなりに満たしていたことに思いあたりました。
今回の記事が特にいち早くピックアップアップされ多くのアクセス(当社比)を集めたのは、ひとえに

映画公開直後でトピックが旬であり、それが読者の強いニーズにマッチしていたことが記事収集アルゴリズムにヒットした

のだと思います。

ちなみに、これまでにSmartNews に掲載された記事はこちら。映画の感想やそれに関する情報がピックアップされやすいですね。これは映画自体のパブリシティの関係もあるかもしれませんが、それ以上に読者が求める情報として旬かどうかがポイントでしょうか。
(ご覧のように全てブクマは告知用セルクマだけですσ(^_^;))



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↓これは「はてな」カテゴリ
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刑事フォイル「臆病者」(ダンケルク回)

前の記事:
amori.hatenablog.com
で触れた、刑事フォイルのダンケルクに関係する回の録画が、幸いにもまだレコーダーに残ってたので観てみました。

「刑事フォイル」は、第二次世界大戦中のイギリスのヘイスティングズという街を舞台にした刑事ドラマで、大戦初期から終戦後までを時代背景としたシリーズです。

お話は、基本的に街で起こる1話完結の殺人事件の発生と解決という極めてオーソドックスなものですが、その時代の出来事や社会情勢をうまくとりこんだ脚本が実に巧みで毎回とても面白いドラマが展開されます。
(私は最近の放映分から見始めました)

さて、シリーズ第2話(NHKでは前後編の分割で第3回と第4回放送分)の「臆病者」が、件のダンケルク回となります。

正確にはこの回は、親ドイツの人間たちの集まりで起きた殺人事件が本エピソードでして、ダンケルクは直接的には関係していません。事件の容疑者の一人が父と一緒にダンケルクに兵士を救援に行くというエピソードがちょっとあるだけで、その描写もヘイスティングズの港の情景のみです。関係するシーンは全部合わせても5分もないでしょう。

しかし、そのエピソードの挿入はドラマに実に深い余韻をもたらしていました。

1940年5月の戦乱が近づくイギリスのヘイスティングにおける様々な人間模様:

・不安を煽る政治家
・混乱に乗じて悪事を画策するもの
・新聞の情報で情勢を分かったつもりでなお日常にしがみつくもの
・戦争の意味に悩み扇動に乗せられる帰還兵

をベースに、不安が覆う中でまだ日常が保たれているイギリスの様子が描かれています。
そして、話の、終盤に挿入された、ダンケルクから兵士たちを救出してきた漁師が語る、海のすぐ向こうにある本当の戦場の描写は、このエピソードに強いカウンターを与えていました。

その語り口と演出は極めて抑制されたものではありますが、イギリス人の、いやUKそれ自身の記憶と言ってもいいダンケルクの物語と、今回の事件とに接点に持たせることで、本エピソードと時代背景の主客が入れ替わるようなインパクトを感じさせられました。

映画「ダンケルク」を観る前に、これを観ていたならここまでの感想は持てなかっただろうなあ、と思います。

同時に、ツレの「ダンケルク」への評価の厳しさも理解できましたσ(^_^;)

刑事フォイルはNHK-BSで再放送中。オススメです。