amori's blog

よろず技術系と趣味関係の雑記です。アニメの比重が高くなってます・・

けものフレンズの第2期の監督交代はアリだと思う

タイトルは決して煽りではありません。わたしもけものフレンズのファンなんですがそれ故の想いからであります(^^;
順に説明いたします。

まず、けものフレンズたつき監督降板騒動は、KADOKAWAの井上専務が事態収拾に乗り出したことで、なんらかの解決方向に向かっているようで少し安心です。

最初にたつき監督の降板に関するツイートを見たときはてっきり、
・じっくり2期の構想と制作に時間をかけたい監督・ヤオヨロズ
と、
・思いがけない大ヒットに乗じて、早急に第2期を投入したい製作委員会側
との決裂なのかなと思いました。

もちろん、けものフレンズ第1期の続きを、たつき監督の制作で観たい思いはわたしも一緒です。
しかし製作委員会の思惑もわかります。
それは、稼げるうちに稼ぐという魂胆(だけ)ではなく、好意的に見れば、この幅広い視聴者層に支持されている類稀なコンテンツを今後も継続して育てるために、けものフレンズの世界を維持し、かつ、拡大するためのコンテンツ投入が必要と考えたのでしょう。そのためには第2期はこれ以上間をあけたくないので、制作体制の再検討が必要なんだろうなあ・・・

そう、考えてました。
結局のところは、そのようなクリエイティブなところとはまた別に大きな「溝」もあったようですが、
実は上記の考えはあまり変わってません。

たつき監督には、本当に、じっくりと続きを制作して欲しいです。
ならば第2期は、たつき監督の世界観を補完する形で、異なるテイストの作品ででけものフレンズワールドを拡張するという手もあるではないですか。

例えば、これは鉄板かつ必然ですが、前日譚として、ミライさんと先代サーバルちゃんのエピソードは誰もが期待しているところでしょう。この話は既に第1期で断片的に語られていましたし、その世界とは明らか不連続なのでテイストが異なっていることも自然かつ必然です。個人的にはすこーしだけシリアスな展開のほうが第1期に繋がるプリクエルとしていい感じになるのではないかと妄想したりしてます。

つまりですね、たつき監督と吉崎観音氏のコンセプトをコアとしたプロジェクト全体での世界観をベースに、シェアワールドとして複数のクリエーター陣でワールドを開拓していき、何シーズンかおきに、たつきワールドがリリースされるという展開もありではないのかな、と思うのです。

まあ、それもこれもとにかく、第2期制作に関係各部署が前向きに合意してくれなければ話は始まりません。
現在まだ継続中であろう製作と制作に関する協議が、みんながハッピーになるところに落ち着くことを願っています。