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amori's blog

よろず技術系と趣味関係の雑記です

正解するするカド ・・ヤハクィは何しにNIPPONへ

次は総集編なので、ちょっと回を戻って考察を。

異方存在がなぜ日本に来たかについては、ヤハクィが「日本はパンを分け与えるから」と答えてますが、これはにほんの国もしくは国民性のことを言っているのではないと思います。

だって人間の思考や国家の機能についてはコンタクト後に理解したわけですから国民性が判断基準であるはずがありませんから。
(ただしこの宇宙がノヴォが作ったバーチャルな宇宙だという前提においては時間をロールバックして何回かコンタクト点を探した結果という可能性もありますが、これまでの描写から少なくとも1回目の状況が続いているという前提ですすめます)

ではノヴォがこのタイミングで日本をコンタクトポイントとしたのなぜか?

それはノヴォの目的(のための手段)である人類の文明の超加速を促するのに文明と科学の進歩が一定の水準まで熟した、と判断かたからでしょう。

その評価基準は、おそらくはエネルギーの高度利用と情報処理量の増大でしょう。

コンタクト前にノヴォが観察できる現象はかなり限られたものでしょうから、エネルギーについては原子力エネルギーの使用そしてエネルギー流通の動向、情報処理量についてはネットワーク及びスーパーコンピュータの発展が観測に引っかかったのかなと思います。

日本はエネルギーの輸入消費はトップレベルですし原発稼働数も多い。そしてそのエネルギーによる工業製品がエントロピーの高い情報を持つものとして世界に配分されています。
ネットワーク経由での情報処理発信量も世界的にかなりの規模です。
羽田空港という場所では旅客量もトップレベルなので、エネルギーや情報の流量が多く、人間をひとつの情報処理装置としてみると、エネルギーと情報が世界と大量に行き来している場所と考えららます。

まあ、このような条件を満たす先進国は他にもありますが、日本はその密度と長期にわたる経済成長として抜きん出ているかと。

そしてなんといっても、人口が集中する都市エリアで核エネルギーの放出が観測された唯一のエリアですから・・・

正解するカド 第6話 世界を変えるどころか・・(O_O)

amazon primeで最新話をはやく観られることに、今頃気がつきました(^_^;)

これまでの「正解するカド」の考察はこちら
amori.hatenablog.com


今回のノヴォ移転の話は、新幹線の陸上輸送エピソードみたいだなあ、と思ってたら、真藤のハードワークが最後の爆弾の伏線になってたとは・・・

(以下、第6話の内容を踏まえての考察になりますのでネタバレ注意)


今回な「爆弾」の意味を掘り下げるために、ノヴォの人類へのコンタクトの目的予想を繰り返しますと、

「人類が存在するこの宇宙とは、そもそもノヴォが作り出したもので、その目的は、知的活動体及びその文明の発現、そして文明発展の加速によってノヴォを超える知識と真理を得ること」

です。

よって、無限エネルギーの次は無限の情報処理能力を与えるだろうと踏んでたのですが、

甘かったー(^_^;)

人類の文明発展の加速のためには、人類の宇宙の側のキャパそのもの上げなくてはならない。よって人類自体の活動キャパを上げるために睡眠不要という人類改造を提示してきましたね。

やっぱ、ノヴォは人類を情報処理としてみなしており、徹底的にチューンナップしようとしてるんだなあ。

例えていうなら、
Google(ノヴォ)が未知の最強の囲碁プログラム(ノヴォの目的)を作るために、AlphaGo(宇宙)を作り出し、
機械学習(文明発展)を加速高速化するために、タスク(人類)の処理能力(活動効率)をあげる
・まずはタスクのためのリソースを強化し(ワム)、
・次はタスクのアイドル時間(睡眠時間)の削減だ

てな感じでしょうかw

AlphaGoが人類数千年分の囲碁の対局を数カ月で試行錯誤と学習するように、
人類の文明発展はノヴォ側からの時間クロックに対して桁違いに速いサイクルで動いているのでしょう。

ですからノヴォ側の(人類から見て)遅いリソースに頼らずに、人類側で閉じた形で加速する手を打ってきたのでしょう。

つまり直接に情報処理能力を与えるのではなく、
情報処理能力を自身で加速できる能力として睡眠不要という改造なのですな。

・・ブラックだなあ。人類側に選択権あるんでしょうか(^_^;)
ここからが交渉の本番ですな。

ツバキ文具店 回を重ねるごとに多部未華子が素晴らしい

www.nhk.or.jp

もうね、わたしの語彙ではこのドラマでの多部未華子の素晴らしさを伝えきれないですよ。

尊い」とでも言えばいいのでしょうかね(^_^;)

今回は嫁姑の掛け違えた想いの絡れを解きほぐすというお話でしたが、そのエピソードに鳩子の母への想いの解放を重ねる流れは王道かつ絶品でした。

是非原作もチェックしようとは思ってますが、ドラマが毎回ほんとに良いので完結するまでお預けです。

#エンディングで鳩子があくびするカットがたまらなく好きです(^。^)

サクラダリセットはハードボイルドだ

まあタイトルで全てです。

ハードボイルドというとタフな探偵が主人公のバイオレンス・犯罪小説というものですが、
狭義におけるそのスタイルの本質は「感情や批判・批評を排除して物語を客観的に描く」というものです。
ですので「タフな探偵」というのは、彼が遭遇し巻き込まれる暴力的や理不尽な状況を客観的に描くのにうってつけの手段のいちオプションにすぎません。

サクラダリセットがハードボイルドであるというのは、荒唐無稽で特異な舞台設定における極めて技巧的なプロットを客観的かつむき出しにして読者に見せているというところです。

淡々としている主人公とヒロインの設定はその狙いを実現するために見事に機能してると思います。

ハードボイルドラノベとして観ると、また面白味が深まると思いますよ(^。^)

正解するカド 第5話 展開が早い(^。^)

前回の感想予想で、「無限エネルギーの次は無限情報処理能力でその展開はもうちょっと先かな」、と書きましたが、
半分あたって半分は予想を超えてきました。
ノヴォの最終的な目的である(とわたしが妄想している)人類の文明を急速に進めて、ノヴォにも未知である真理や原理を得るという展開において、ノヴォ側の知見を人類に伝えるというステップが、無限情報処理能力だと踏んでいたのですが、
ワムの原理を伝えることでその端緒にするというのは予想外でした。

なるほどなー、ノヴォ側からのワムの生産数には限界があり、それが地球側でのエネルギー格差による紛争をもたらすのは文明の発展を阻害するものであり、ノヴォの目的に反するわけですな。
ならば地球側に直接ワムを作らせることを可能にすれば、その生産力は一気に拡散できる。

そこで問題となるのは、ワムの原理を如何にして人間に理解させるか。

品輪博士を電波暗室に入れてワムを観察させたのは、博士の脳細胞を電磁的な影響を与えることでワムの原理のインスピレーションを実体化させ、人間の理解てきる形の情報に翻訳させるためで、品輪博士が適格者というのは、彼女の理解力洞察力がすでに観察分析されていたからでしょう。

次はカドの移設という感じなので、いよいよ人類にカドの原理が伝達されるのかな。

[ちょっと追記]
今回のエピソードがうまいなあと感じたのは、世界全部を的に回して状況をひっくり返すという流れが、総理による空前絶後なw情報の爆弾を炸裂させたことであり、作画上は極めて地味だったところですね。
神のハンマーが振り下ろされる展開はさぞや派手なものになるかと思ってたんですけどね。
ノヴォの行動原理に完全に即してますし、その結果としてジワジワとくるインパクトの凄さは脚本の勝利ですわな(^。^)

次がほんとに待ち遠しい。

これまでの考察はこちら
amori.hatenablog.com

正解するカド 第4話からの展開予想

amori.hatenablog.com


第4話は、予告で示されたように無尽蔵なエネルギー供給インターフェースであるワムがあたえる国家間の軋轢の発生を描かれていました。もうちょっと話が進んで全面衝突に至るところまでいくかと思ったけどこれは次回以降ですね。

 

この回でも本作の全体の構図「この世界は実はノヴォが作ったバーチャルワールドであり、そのバーチャルワールド内の文明の発展の結果を収穫することを目的として、この世界にアクセスしてきた」という予想に矛盾するところは全くありませんでした。むしろヤハクィザシュニナが本を介して知識を吸収しているところなどは、この世界の知識体系を人間の認識過程を経て理解しなければならないという、ノヴォがこちらの世界にアクセスする障壁を間接的に表しているようにみえました。

 

さて、今後の展開を大胆に予想してみましょう。

ヤハクィザシュニナが次に人類に与えるものは無尽蔵な情報処理能力でしょう。もしかしたらこの世界のエミュレーションをしている超計算機へのアクセスインターフェースではなかろうかと思います。

その目的は、人類の文明の進化を可能な限り加速することであり、その結果としてノヴォの知識の地平さえも超える結果を得ることでしょう。

そしてその手段として最もSF的にありそうなのは、ノヴォがつくったバーチャルワールドを人類にも作らせて、そこに新たな文明を発生させてそれを加速させることでノヴォの期待する収穫を人類に委託することです。

つまり、バーチャルワールドの中のバーチャルワールドの中のバーチャルワールドの中の・・・・と再帰的に文明を発生させそれを加速の加速の加速の・・・としていくのです。

 

このような展開の可能性が高いと思われる理由のひとつは、この話が人類側から描かれているからです。イーガンの「クリスタルの夜」のように、造物主側である人類の視点ならば、文明がどんどん加速度的に進んでいくことを追いかければいいのですが、バーチャルワールド側からの視点では文明がとてつもなく発展するのを待っていると何百年オーダーの年代記になってしまいます。本作品で「そして1万年が過ぎた」などという超展開をやってしまうと、これまでも設定が台無しです。

ですから、できるだけ短い期間内に文明を超越的に発展させるという話の展開が必要で、これをもっともシンプルに実行するのは、バーチャルワールドの再帰的な構築による文明を発展の加速ということになります。

 

第4話で、くぎゅ・・もとい、品輪彼方(眼鏡っ娘学者)がヤハクィザシュニナに選ばれたのは、バーチャルワールドの構成を伝授させて、ワムによる無尽蔵なエネルギーと無尽蔵な情報処理リソースによって人類にもバーチャルワールドを構築させるということを意図しているのではないでしょうか。

 

次回第5話の予告で、品輪が何かの真理に気がつくという描写があったのはそのあたりかと。

 

けどまあ、第5話は日本vs世界の対立に決着をつけさせて人類が文明発展に集中できる筋道をつけるということまででいっぱいいっぱいかな。

 

最後はどうするのかなー。

人類が作り出したバーチャルワールドに新たなノヴォとして登場するところで終わったりして(^^;)

 

それよりは、人類vsノヴォの熱い交渉と駆け引きの展開が観たいな。

 

他の正解するカドに関する記事はこちら

amori.hatenablog.com

 

関ジャム 次回はアニソン特集

なんか関ジャム、企画がどんどんディープになってきてますが、バラエティとしてのエンタメ性をきっちり残して幅広い視聴者に楽しめるようにしている演出のバランス感覚が見事ですね。

今週のスタジオミュージシャンへの無茶振り企画やメロトロン解説もすんごい面白かったですわ。(たぶんスタジオではメロトロンのビートルズネタが炸裂してたと思いますがそこはバランスとってカットしたんでしょうな)

で、来週はアニソンですと(^。^)

予告でちらっと映ったのは、ようこそジャパリパークと、涼宮ハルヒの憂鬱ライブアライブ」でのGod knows演奏の長門有希ギターのとこですな。

ライブアライブ」はアニメのライブシーンの水準とハードルを一気に引き上げたエピソードですから、ミュージシャン視点での解説あったら嬉しいなあ。

涼宮ハルヒの憂鬱は今NHK BSで再放送中でライブアライブの回はこれからですので、未視聴の方にはオススメしときます。