GR/GXR実験室:チューリップ撮影
また、ひたち海浜公園から。
今はスイセンとチューリップが見頃で、超目玉のネモフィラはGWに向けていい感じに咲い揃ってきているところで撮れ高が高かったです。
さて今回の画像、正直言って会心の絵というわけではありませんで、データサンプルとしてのものであります。
実験したかったのは一年前に撮った(自分的に)奇跡の一枚
amori.hatenablog.com
コレを意識的に撮影できるかどうか、なのです。
去年のは、露出・絞りのバランスがほぼ偶然の産物なのですが、これで以下のことを理解しました。
・チューリップの花びらの反射率がすんごい高い
→普通に日当たりいいとこだと露出オーバーするぐらい明るい
・なので、チューリップの花びらに露出を合わせると他が暗めになる
・そこで木漏れ日のような光の明暗があるところだとさらに明暗がはっきりする
・ところで、花画像は周辺減光エフェクトでいい感じになる(こともある)
というわけで、チューリップを撮るときに上記を考慮すると、有効なテクニックになるはず、と考えました。
ひたち海浜公園のチューリップは、たまごの森(RIJ Fes. の森のキッチンエリア)にありまして、ほぼほぼ木陰エリアなのです。去年の偶然の一枚もこのエリアのおかげですね。
さて、今年の一枚で何がわかるでしょうか。
・露出と絞り
→ 実は少しシャドーをいじりました。去年はjpeg撮って出しだったんですが、今年はちょい明暗差がたりませんでした。まわりを暗く落とすのならば絞りはもう少し絞ってもいいようです。
・アイレベルと構図
→今回は中央の露出に気をとられて、少し見下ろす角度になってしまいました。その結果、まわりの花との距離差が少なくなってボケ具合も少なくなってました。奥行きがもっと強調しとけば絞りを絞って明暗を強くできたわけです。
・対象のセレクション
→撮影条件の確認の為に、木漏れ日の条件を優先して花を選んだので、結果は地味ですね・・・・
花がシンプルならば、よりそのディティールに注目せねばなりませんね。
またアイデアと課題が増えましたが、それもまた楽し(^^)