タイムトラベル少女がシブい
ももくりに続いて、見つけたのがこの「タイムトラベル少女」
今時なんてベタなタイトル(^^;; しかも「時かけ」実写もやってるというのに。
何々、サブタイトルは「マリ・ワカと8人の科学者」
んー、文豪ストレイドッグスみたいに、実在人物の擬人化wなんだろか、とチェックしてみたら・・・
最初の科学者がウィリアム・ギルバート・・・また、ニッチなとこを(・_・;
大まかな話は、主人公が父の残したガジェットで科学史的に重要なポイントにタイムトラベルをして、何かしらをしてくる、というもののようです。
二人目以降の科学者はというと、
フランクリン・ボルタ・ファラデー・モールス・ベル・ヘルツ、そしてエジソン
科学史の中でも特に電磁気に関する発見・発明に特化してますね。
原案がまさに磁石と電気の発明発見物語なので、このセレクションなのは納得ですが、それにしてもギルバートから始めるという渋過ぎです。近代の電磁気学のスタート地点としては確かにそうなんですが、他の発明発見との連続性や一般的な知名度からするとかなりマイナーですからねえ。原案の歴史観を尊重した結果なのでしょう。
発明発見の関する描写はかなり真面目に構成しており、なんでこれEテレじゃないの、と思うぐらいです。
製作はテレビ東京とワオ・コーポレーションで、ここが教育コンテンツに力を入れてきたひとつということなんでしょう。
気になったところとして、当時(1600年頃)の科学者が教会から弾圧を受けていたということが結構強めに語られていたので、今後このような思想的内容がどのように扱われるのか、要注意と感じました。
あと、アニメ的にはタッチが90年代っぽいとかスフィア勢ぞろい、男性声優陣も超豪華とかあるんですが、まあそれはそれとして、視聴継続決定です。