欅坂46 RIJ Fes.2018 ステージの感想
初日メインステージのオープニングアクトを任されるというのは、それだけでこのフェスにおいて一定の存在感を持ったということなんだろう。
オフィシャルのセットリスト&写真はこちら↓
https://rockinon.com/quick/rijfes2018/detail/178605?utm_source=fesapp&utm_medium=app
彼女たちは本当に『持っている』と思う。
昨年の、開場前から雨を吹き飛ばしたステージは、わたしのようにテレビでたまに観る程度の聴衆にですら、控えめに言って、もうアイドル枠じゃない『圧』を感じさせてくれた。天候すら彼女たちの物語性をフォローしてるかとすら感じられるほどだった。
同行した欅坂46ガチ勢の友人によると歴代の神ステージのひとつだったらしい。
そして今年は晴天の中でのステージ。
これがまた神がかってた。
強烈な陽射しがステージ前面をくっきりと照らし、後ろ半分の日影の部分とハッキリとしたコントラストをつくっていた。
このようなステージ上で、かつフェス様に新調したというワインレッドの衣装による欅坂46のパフォーマンスは、あたかも計算された照明による舞台演出によるものかのようだった。
彼女たちのフォーメーションは、ステージ手前と奥の明るさのコントラストと見事なまでにははまっていた。
横に二三列でならんだ時は、コントラストによってその奥行きが強く印象つけられたし、てちが奥からセンターで手前に出てくるシーケンスでは、陽射しをうけた瞬間は、まるで登場と同時にスポットライトが当てられたかのような強烈な存在感を際だたせていた。
固定されたコントラストの日差しのステージだったのに、その中での彼女たちのパフォーマンスと楽曲の展開とが実にうまく絡み合っていた。
ほんと、いいものを観させてもらったという感想の素晴らしいステージであった。
#一言でいえば、ステージにかかった陽射しが照明演出かのようだった、というだけになってしまいますが、あれは生で観ないと実感できない感動でした。モニターに映る画像では、あのコントラストの妙を感じるのは難しいと思います。