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正解するカド 第4話からの展開予想

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第4話は、予告で示されたように無尽蔵なエネルギー供給インターフェースであるワムがあたえる国家間の軋轢の発生を描かれていました。もうちょっと話が進んで全面衝突に至るところまでいくかと思ったけどこれは次回以降ですね。

 

この回でも本作の全体の構図「この世界は実はノヴォが作ったバーチャルワールドであり、そのバーチャルワールド内の文明の発展の結果を収穫することを目的として、この世界にアクセスしてきた」という予想に矛盾するところは全くありませんでした。むしろヤハクィザシュニナが本を介して知識を吸収しているところなどは、この世界の知識体系を人間の認識過程を経て理解しなければならないという、ノヴォがこちらの世界にアクセスする障壁を間接的に表しているようにみえました。

 

さて、今後の展開を大胆に予想してみましょう。

ヤハクィザシュニナが次に人類に与えるものは無尽蔵な情報処理能力でしょう。もしかしたらこの世界のエミュレーションをしている超計算機へのアクセスインターフェースではなかろうかと思います。

その目的は、人類の文明の進化を可能な限り加速することであり、その結果としてノヴォの知識の地平さえも超える結果を得ることでしょう。

そしてその手段として最もSF的にありそうなのは、ノヴォがつくったバーチャルワールドを人類にも作らせて、そこに新たな文明を発生させてそれを加速させることでノヴォの期待する収穫を人類に委託することです。

つまり、バーチャルワールドの中のバーチャルワールドの中のバーチャルワールドの中の・・・・と再帰的に文明を発生させそれを加速の加速の加速の・・・としていくのです。

 

このような展開の可能性が高いと思われる理由のひとつは、この話が人類側から描かれているからです。イーガンの「クリスタルの夜」のように、造物主側である人類の視点ならば、文明がどんどん加速度的に進んでいくことを追いかければいいのですが、バーチャルワールド側からの視点では文明がとてつもなく発展するのを待っていると何百年オーダーの年代記になってしまいます。本作品で「そして1万年が過ぎた」などという超展開をやってしまうと、これまでも設定が台無しです。

ですから、できるだけ短い期間内に文明を超越的に発展させるという話の展開が必要で、これをもっともシンプルに実行するのは、バーチャルワールドの再帰的な構築による文明を発展の加速ということになります。

 

第4話で、くぎゅ・・もとい、品輪彼方(眼鏡っ娘学者)がヤハクィザシュニナに選ばれたのは、バーチャルワールドの構成を伝授させて、ワムによる無尽蔵なエネルギーと無尽蔵な情報処理リソースによって人類にもバーチャルワールドを構築させるということを意図しているのではないでしょうか。

 

次回第5話の予告で、品輪が何かの真理に気がつくという描写があったのはそのあたりかと。

 

けどまあ、第5話は日本vs世界の対立に決着をつけさせて人類が文明発展に集中できる筋道をつけるということまででいっぱいいっぱいかな。

 

最後はどうするのかなー。

人類が作り出したバーチャルワールドに新たなノヴォとして登場するところで終わったりして(^^;)

 

それよりは、人類vsノヴォの熱い交渉と駆け引きの展開が観たいな。

 

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