amori's blog

よろず技術系と趣味関係の雑記です。アニメの比重が高くなってます・・

ひるね姫 ・・観といてよかったあ

すんごい面白かったです。

予告観て、どうしよっかねー、と思ってるあなた。
予告の情報は忘れましょう。あれはほんとに酷い。
潜在的な客層だけだなく、神山ファンですら優先順位下がりますよ。

どんな作品かというのはたしかに難しいですけど、強いて言えばサマーウォーズに近いかな。ひと夏の冒険、ヴァーチャル世界と現実の事件のリンクとか。

いやね、わたしも正直優先順位低かったんですよ。
場合によってはオンエア落ちかなあ、とすら思ってたんでが、近々たまたま倉敷に行く用事ができたんで、せっかくなので先に観ておこうと出かけてきました。

いやあビックリしました。
劇場やテレビでかかってる予告編はなんだったんだ、と σ(^_^;)

ほんと観といてよかったあ。
断言します。いったん予告の情報は忘れるべきで、
アニメが好きな人、神山監督に少しでも思い入れがある人なら観て損はありません。
いやむしろ今現在の時点で観ておくべきでしょう。

時代設定が、東京オリンピック直前というすぐ過去になってしまう近未来であるだけでなく、お話のキーがもろにアップトゥデイトなものであるため、この作品の意味は今後毎年変化していくでしょう。

2017年の今だからこそ観える風景の中にある作品です。ちょっとでも気になる人は是非是非劇場へヽ(・∀・)

以下、ネタバレなしの見所ポイントを。

この作品には古今のアニメ作品の名シーンのオマージュに溢れてます(°▽°)
特にジブリ関係。もう、あからさまなぐらいw

けどこれはサービスや遊びではなく、神山監督らしい合理的な演出だと思います。
この作品は予告で描かれているように、夢の中のおとぎ話と現実がリンクしていくというのがポイントで、夢は主人公(ここね)がみてるのですから、アクションやスペクタクルなシーンは、当然ここねの想像の範疇であるわけで、それが古今のアニメというのは合理的でしょう。
逆に言えば、夢のシーンで元ネタがあからさまではないところについても、アニメ以外の知識も含めてなんらかの背景があるわけだ、そう思ってシーンを思い返すと、あれはあれかなあ、などと考察が始まってしまいます。

そういえば現実のシーンでもモロのオマージュあったなー(^ ^)

終盤のクライマックスについては色々と構成が手が込んでるようです。

次のお休みにはせひ劇場へ。